村尾国際弁護士、大谷の声明に納得「水原氏が大谷選手に入る情報コントロールする立場にあり認識相違が…」

[ 2024年3月26日 16:00 ]

大谷翔平(右)と水原一平氏
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 国際弁護士の村尾卓哉氏が26日、TBSテレビ「ひるおび」に出演。ドジャース・大谷翔平投手(29)がこの日、会見し発表した、専属通訳だった水原一平氏(39)の違法賭博問題に対する声明について語った。

 大谷は「僕も話したかったので、うれしく思います」と切り出し「信頼していた方で、悲しいし、ショックです」「僕はスポーツ賭博に関与してない」「彼が僕の口座からお金を盗んだ」「みんなに嘘をついていた」「言葉では表せないような感覚でこの1週間ぐらいはずっと過ごしてきました」などと説明した。

 村尾氏は声明について肯定的に受け止めたといい、「一番大きな問題と思っていた送金行為に関与したかは、強い口調で否定。かつ本件をいつ認識したか、説明が変わってきた齟齬(そご)についても理由付けをきちんと示した上で話した。最後に今回の件に対する気持ちを自分の言葉を振り絞って話されていた」のが好印象だったと語った。

 「口座の管理方法についてなどは語られなかったが、ネガティブには感じなかった」とし、「短い時間でしたが必要にして十分な情報が入ってますし、彼の感情も乗ったもので、僕はすごくまとまっていると思った」と振り返った。

 水原氏は大谷の通訳のみならず広報、マネジャー的な存在。球団、代理人事務所、マスコミとの意思疎通も、水原氏が窓口として英語でやりとりし、大谷に日本語でつなぐ立場だった。会見では当初、球団や代理人は水原氏の虚偽の説明により事実を把握できていなかったと説明され、大谷も開幕戦後のミーティングまで今回の問題を知らなかったとした。

 村尾氏は「水原さんが、大谷選手に入る情報をすべてコントロールする立場にあった。そこでミス・コミュニケーションが起きてしまったというのが、今回の説明でよく分かった」と、水原氏が自身の立場を利用して意図的に大谷や球団、代理人に情報を正しく伝えていなかった可能性を指摘していた。

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