4月放送朝ドラ「虎に翼」出演・岡部たかし「冒頭から引き込まれる」 石田ゆり子から指導に「幸せな時間」

[ 2024年3月21日 13:15 ]

岡部たかし
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 俳優の岡部たかし(51)が21日、都内で行われたNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金前8・00、4月1日スタート)の放送前出演者会見に出席した。

 1週目を見た感想を問われ、伊藤沙莉演じる寅子が、河原で憲法を読んでいる本作の冒頭場面について触れた。

 「寅が河原で、憲法を読んでいるシーンから始まるんですけど、表情は見えない。後ろ姿で憲法を握りしめている。そこでグッとくるモノがあって。表情を見せなくても戦ってきた、信じてきたものを感じて、心つかまれた」とコメント。

 「尾野さんのナレーションも素晴らしい」と尾野真千子の語りを絶賛し、「ほどよく笑いもあって、環境があって冒頭から引き込まれた印象」と感想を語った。

 日本初の女性弁護士となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんモデルの今作。岡部は、ヒロイン・猪爪寅子の父・猪爪直言を演じる。

 伊藤や、寅子の母で妻・猪爪はるを演じる石田ゆり子とは、初めての共演。撮影中は「アドリブも結構ある」とし、「のってくれて返してくれる」という。「カットされていても、生きてても、(現場が)良い雰囲気になっていくには大事なこと。お互いを信じて演じられた。第1週目からそれはしている」とチームの雰囲気づくりを大事にしていると明かした。

 撮影で印象に残っていることとして石田が、「ご飯が美味しい」と食事シーンについて言及。岡部も「ご飯のことでいえば、母が箸の持ち方を教えてくれなかったので、この歳になってゆり子さんに箸の持ち方はこうなんだよっと教えていただきました」と告白すると、会場からは笑いが。「こうだよっと教えてもらう時間が幸せな時間でした」と満面の笑顔を浮かべた。

 伊藤の印象を尋ねられ「沙莉ちゃんは本当にかっこいい」と称賛。番組ポスターも見たとき、伊藤の鋭い視線に心を奪われたという。「もちろん可愛らしいし、この何面もある感じ。改めて第1週を見たら、カッコイイと思いました」と語尾を強めた。

 初回放送を目前に控え「(視聴者が)面白がってくれるんではないか、とワクワクの方が強いです」と放送を待ち望んだ。

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