江口のりこ 「ほとんどお風呂入ってなかった」下積み時代回顧「バイトはほとんどしないで…」

[ 2024年3月21日 16:00 ]

江口のりこ
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 女優の江口のりこ(43)が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。下積み時代について語る場面があった。

 兵庫県出身で、中学卒業後は高校へは進学せず、アルバイト生活を送っていた江口。18歳の終わりに、柄本明が座長を務める「劇団東京乾電池」のオーディションを受け、受かったことで上京。19歳の誕生日に入団したという。

 江口は「19歳の誕生日が劇団の入所式という日だったんです。住む家とかも決めてなかったので、その時にいた同じ入学性の人に“どなかたか今日一晩、泊めていただけませんか?”って聞いて。そしたら“私の家においで”って言ってくれた子がいて、その子に家にその日の夜にお世話になりまして、次の日、仕事を探してって感じでした」と回顧。住み込みの新聞配達のアルバイトを見つけることができたといい、「(1年間の)新聞配達が終わってから、まとまったお金、奨学金がもらえるんです、当時で60万円。劇団の入所金があるんですけど、それを新聞配達の所長さんから前借してたんです。差し引いて、48万円をもらって、48万円でアパートを探して、生活が始まった」と振り返った。

 「バイトをしちゃうと、急なオーディションに行けなくなっちゃう。だから、この48万円を一生かけて使うぐらいのつもりで、生きて行こうと思って。細々とバイトはほとんどしないで(やっていた)。いよいよお金がない!ってなったら、1日限りのバイト、交通量調査のバイトとか、それを結構やってましたかね」とした。

 当時の家賃は2万6000円だったそうで「凄く安かったです。お風呂も付いてなかったですし、トイレは共同で」と江口。女性専用のアパートだったそうで、おばあちゃんが2人住んでいたという。「お風呂は銭湯に通ってましたけど、400円ぐらいするんです。400円あったら温かくておいしいものが食べられるので、あまり行ってなかったです。ほとんどお風呂には入ってなかったです、その時の私は」と苦笑。「お風呂ナシは4年ぐらい住みました。何回かは入りましたけど、お風呂って入らなくてもいいものだなと思って」とさらり。

 毎日、風呂に入れるようになったのは27歳の頃。「今はお風呂、毎日入ってます。ありがたいな思って、今は、お風呂の時間、大好きです」と笑顔を浮かべた。

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