橋下徹氏 国会議員の政活費での会食費に「時と場合…身内同士の時の金額などルールづくりを」

[ 2024年3月17日 09:54 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(54)が16日放送のABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)に出演。政治とカネの問題について言及した。この日は、ジャーナリストの田原総一朗氏(89)と、「日本維新の会」政調会長の音喜多駿参議院議員(40)がゲスト出演し、自民党の裏金事件を中心に議論した。

 政治とカネの問題の議論の中で、橋下氏は、政治家の政治資金による高額な会食費を指摘、自身が大阪市長、大阪府知事だった時について「飲みの場はあったけど、居酒屋だった。国会議員とかは“個室がない”とかどうのこうの言う。僕は、普通のふすまの所で普通にやっていた」と言い、「僕は警護対象者でSPが付いていたので、さすがにチェーン店の焼き鳥とかは無理だったにしても、個室の居酒屋程度で民間人の交際費レベルだった。あの時は法改正前だから5000円。大体そこを基準にしていた」と振り返った。

 そして「そうしたら大阪の経済界とかの重鎮たちが“橋下さんはいつもこんな所で食べているんですか?”みたいなことを言う。“今、公職だからこうさせてもらっている。出どころは税金、非課税の政治資金。民間人になったら、またちゃんとした所にいきますやん”って言うんだけど、国会議員、永田町の人たちは今のこの段階でも数万円のものを食べるのが当たり前になっちゃってる」と指摘した。そのうえで、「維新に頑張ってもらいたかったけど、地方議員から国会議員になると、そういう所に行くようになる。民間人だった人も、急に文通費やら何やらでお金が入ってくるもんだから、行く所が変わる」とし、音喜多氏に「若い人たちが年上の人たちに“これ変えましょうよ”って言ってほしい。もちろん重要な話し合いはあり、時と場合はあると思う。でも身内同士の時の金額など、そのへんのルールをしっかりとつくってやってほしい」と話した。

 田原氏も、政治に金がかかることの一因は、高級料亭などでの会食とし、「高級料亭でやらないと失礼だと思いこんじゃってる。自民党のいけないところは、伝統を大事にしようとするところ。だから変革ができない。自民党は変えられない。維新が変えるべきだ」と、音喜多氏にハッパをかけていた。

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