BEGIN島袋優　東京で初個展＆ミニライブ　「人生を楽しんでほしい」

東京で初の個展「Guitart　Islandart」を開いた「BEGIN」の島袋優　（撮影・小田切　葉月）
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　沖縄県出身の3人組バンド「BEGIN」のギタリスト島袋優（55）が17日、東京・渋谷の＋ART　GALLERYで個展「Guitart　Islandart」を開き、自身の作品解説とミニライブを行った。

　11日からアートが飾られ、この日が最終日。2月21日に発売した初のソロアルバム「55rpm」のジャケット原画などが飾られた。

　沖縄で個展を開催していたが、東京では初。ミニライブでは「涙そうそう」「海の声」などの弾き語りを披露し、集まった観客と交流した。「絵を描くこと、楽器を始めることにも敷居を感じず、人生を楽しんでほしい」とメッセージを送り、温かい拍手に包まれた。

　もともと絵画やデザインに興味があり、学生時代に美大を目指していた島袋。これまでも趣味で絵を描いてきたが、約10年前に沖縄へ戻ったことをきっかけに本格的な絵画制作を開始。「沖縄の暮らしと音楽」をテーマに、楽器や身近な題材をモチーフにした作品を手掛けてきた。「青を使った作品が多く“沖縄の海や空をイメージしたものか？”と聞かれることも。もちろんそれもあると思いますが、聴いてきたレコードなどが青のイメージ。それが自然と出てるのかな」と笑った。