放送作家廃業の鈴木おさむ氏 SMAP解散で「亡霊のような状態」唯一報告したメンバーからは「残念」

[ 2024年3月17日 10:50 ]

鈴木おさむ
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 今月いっぱいで放送作家、脚本家としての仕事を廃業することを発表している鈴木おさむ氏(51)が17日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演。放送作家として芸能界にかかわってきたこれまでの仕事について振り返った。

 鈴木氏は19歳で放送作家としての仕事をスタート。「SMAP×SMAP」「サタ☆スマ」をはじめ、多くのSMAPの関連番組に参加したことでも知られている。脚本家としてもドラマ「人にやさしく」「M 愛すべき人がいて」など多くの作品を手がけた。

 MCの今田耕司から「ドラマ当てて、本当ててるから、未練出てきません?」と振られた鈴木氏は「自分がSMAPというグループと仕事をしてきたんですけど、2016年に彼らが解散した。フジテレビでSMAP×SMAPという番組を20年間やってきたんですけど、中居(正広)君と木村(拓哉)君が同い年で。彼らが解散して、特にラスト1年は大変だったりした。ずっと彼らとやってきた中で、彼らとかマネジメントの人に認められたくていろんなことを頑張っていたと気づいた。彼らがいなくなって緊張感の中でずっと仕事をしていたんだなと。気づくとスイッチが入りにくくなったりとか、亡霊のような状態だった。SMAPの仕事をやっているとアドレナリンを出さないといけないのが365日続いていた。それがスイッチが入りにくくなって、自分でこのままやってていいのかなと思った」と振り返った。

 鈴木氏はさらに「放送作家と言いながら放送作家じゃないこともやっていた。プロデューサーだったり演出もやって、そこを超えての部分もあった。放送作家と名乗っていたけど、それがなくなった瞬間に自分の中であれと思った」と続けた。今田から「燃え尽きじゃないんですか?」と聞かれると、鈴木氏は「燃え尽きとはまた違うんですよね」と答えた。

 MCの東野幸治から「メンバーの誰かに辞めるのは報告したんですか?」と聞かれると、鈴木氏は「(香取)慎吾君だけには言いました」と返答。香取から何か言われたかを問われると「“ただただ、残念”と言われました」とやり取りを明かした。

 鈴木氏は今年1月に発売した著書「仕事の辞め方」で「ソフト老害」という言葉を生み出した。その意図を問われると、鈴木氏は「ビジネス本出したことなかったので、辞める前にビジネス本を出したいなと思って、それで仕事の辞め方っていう本はないなと思った。その中で書いていて、ソフト老害だと思った。この年齢になって俺たち老害だよなって言うようになったんですよ。老害って70代とか、60代のイメージがあるじゃないですか。老害とまたちょっと違うと思ってソフト老害と思った」と説明した。

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