「光る君へ」誰の?誰が?高御座生首事件…ネット戦慄「ホラー」花山院が呪詛 散らばった数珠は北斗七星

[ 2024年3月17日 20:45 ]

大河ドラマ「光る君へ」第11話。藤原道長(柄本佑)が部下に指示したのは…(C)NHK
Photo By 提供写真

 女優の吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は17日、第11話が放送された。反響のシーンを振り返る。

 <※以下、ネタバレ有>

 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などを生んだ“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となる。

 第11話は「まどう心」。藤原兼家(段田安則)によるクーデター「寛和の変」。花山天皇(本郷奏多)が退位し、藤原為時(岸谷五朗)は再び官職を失った。まひろ(吉高由里子)は左大臣家の娘・源倫子(黒木華)に父の復職の口添えを頼むが、断られる。一方、東三条殿は藤原道隆(井浦新)の嫡男・伊周(三浦翔平)らも招いて宴が催され、栄華を極めようとしていた…という展開。

 7歳の新帝・一条天皇(高木波瑠)の母・藤原詮子(吉田羊)は国母となり、皇太后の称号を授与された。兼家の亡き長女の息子で、花山院の異母弟・居貞親王(いやさだしんのう、小菅聡大)が新たな東宮となった。

 即位式の日。道長が内裏の警備をしていると、悲鳴が聞こえた。駆けつけると、高御座(たかみくら)の飾り付けをしていた内匠司と女官たちが怯えていた。花山院は一心不乱に呪いを唱えている。

 のぞくと、子どもの生首が置かれている。道長は鴨川に捨てるよう、部下に指示。内匠司らには他言無用と念押しし「外に伝われば命はないものと思え」。自分の袖で高御座の血を拭い「穢(けが)れてなどおらぬ」。何事もなかったように即位式は執り行われ、失意の花山院は播磨国書写山の圓教寺(えんぎょうじ)に旅立った。

 兼家は道長の機転を称え「誰の仕業かは分かっている。もうよい。新しい帝は即位された。それが、すべてだ」と夜空を見上げた。

 平安時代後期に成立したとされる歴史物語「大鏡」にも記されている「生首事件」。SNS上には「ホラーや!」「えええ、子どもの?」「誰の首?」「高御座に細工したのは?」「出た、謎の生首事件」「直秀の一件で、穢れに貴族で唯一耐性ができている道長くん」「散らばった数珠が北斗七星の形に!」「兼家と道長が見上げた空にも北斗七星。これは何を暗示?」「帝のお召し物の刺繍にも北斗七星」などの声。視聴者を恐怖に陥れるとともに、考察を呼んだ。

 次回は第12話「思いの果て」(3月24日)が放送される。

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年3月17日のニュース