鄭大世氏 驚いた北朝鮮代表の練習環境 「ユニホームの背番号がひび割れてきたり…」そのワケ

[ 2024年3月17日 18:51 ]

鄭大世氏
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 サッカー元北朝鮮代表の鄭大世氏(39)が17日放送の日本テレビ系「サンデーPUSHスポーツ」(日曜後4・55)にゲスト出演。26年W杯アジア2次予選(21、26日)で日本が対戦する北朝鮮について語った。

 川崎F、清水などでプレーし、2010年W杯南アフリカ大会には母の母国・北朝鮮代表として出場。2年前に引退し、現在は韓国で暮らしている。

 父は韓国籍、母は朝鮮籍で、鄭大世氏自身は日本生まれ、日本育ち。現役引退まで日本、ドイツ、韓国でプレーしており、北朝鮮代表に初選出されたのは2007年。他国では考えられないような練習環境に驚いたという。

 まず「ユニホームを自分で管理する。洗濯をするんですよね」。日本代表などは管理してくれる専任のスタッフがいるが、北朝鮮代表は全て自己管理だった。さらに「本番のユニホームで練習している」とも。練習用のユニホームを持たず、1人数枚配られるだけで試合も含めてやりくりしなければならず「背番号とかひび割れてきたりとかありました。試合用に新しいのを残しておくようにしていた。サイズもまちまちだった」と振り返った。

 W杯の際は試合後に相手とユニホーム交換するため、「前半はぴったりめが好きなのでそれを着て。次の試合でそれを着たいので、後半はゆったりめなのを着て交換していた。僕はカカのユニホームをもらいました」と明かし、スタジオから羨望のまなざしを向けられていた。

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