AKB48のメンバー3人がマレーシアへ電撃移籍 首都クアラルンプールのKLP48所属に

[ 2024年3月17日 15:10 ]

KLP48に移籍することを報告し決意表明した(左から)黒須遥香、行天優莉奈、山根涼羽(C)AKB48
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 AKB48の行天優莉奈(25)、黒須遥香(23)、山根涼羽(23)が17日、マレーシアを拠点にするKLP48へ移籍することを発表した。KLPは首都クアラルンプール(KualaLumpur)に由来しており、8月のデビューを目指している。隣国インドネシアではAKBからジャカルタを拠点にするJKT48へ移籍した仲川遥香(32)が同国内で最も有名な日本人タレントとして活躍しており、3人も若年層の多い東南アジアでチャンスをつかめるか注目される。

 この日、横浜市のぴあアリーナMMで行われたコンサートで発表。行天はマレーシア語で「私は皆さんのことが大好き」とあいさつ。来月で加入10年になる節目を迎え「アイドル人生として最後の挑戦をKLP48にかけたい」と決意表明した。黒須は「1期生として新しくグループを作っていくことにワクワクしています。やるからにはセンターになる。世界のクロスになります」と力強く宣言。山根は涙が止まらず「自分で決めたけどいざ発表されるとさみしい。腹くくって決めた。KLP48がAKB48を超えるぐらい大きなグループにしていきたい」と本家越えを誓った。

 KLP48は海外48グループの10番目のグループとして発足することが1月1日に発表された。現在は1期生メンバーを決めるオーディションの申し込みを受付中。

 外務省の公式サイトによると、マレーシアは人口約3350万人。国語はマレー語で、人口のうちイスラム教が64%を占め、仏教19%が次ぐ。在留邦人は2万4545人。日本政府との関係は昨年12月に包括的・戦略的パートナーシップに格上げされ、連携が強化されている。

 これまでにAKBから海外移籍したメンバーは仲川や、AKBからタイ・バンコクのBNK48へ渡り、現在はタイ第2の都市チェンマイを拠点とするCGM48総支配人を務める伊豆田莉奈(28)らがいる。

 また、この日は昼夜2公演で、昼のステージから向井地美音(26)からバトンを受け取った倉野尾成美(23)を4代目総監督とする新体制がスタート。伊藤百花(20)、花田藍衣(18)、奥本カイリ(17)、川村結衣(17)、白鳥沙怜(13)の19期研究生5人がお披露目され、「ギンガムチェック」を初々しく歌い踊った。落語好きという伊藤は「私たちの顔だけでも覚えて帰っていただけたら」とあいさつ。メンバー最年少となる白鳥は「ダンスが大好きです」とアピールした。16日に同所で卒業コンサートを行った柏木由紀(32)も最終盤にセンター曲「カラコンウインク」を披露した際に登場した。

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