唐十郎さん死去 紅テント公演「泥人魚」でも唐さん追悼「天国から見てくれている」

[ 2024年5月6日 05:00 ]

「泥人魚」が行われた紅テント
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 急性硬膜下血腫のため4日に亡くなった劇作家で演出家の唐十郎(から・じゅうろう、本名大鶴義英=おおつる・よしひで)さんが座長を務めた「唐組」が5日、東京・新宿の花園神社で「泥人魚」の東京公演初日を行った。

 境内に張られた代名詞の紅(あか)テントには300人近くの観客が入り、立ち見客が出るほど。

 ヒロインを務めた唐さんの長女美仁音が登場したときには、観客から大きな歓声が上がった。

 カーテンコールでは久保井研座長代行が「昨日、唐十郎が亡くなりました。今日の公演を見に来てほしかったけど、天国から見てくれていると思う」と話すと、美仁音は涙をぐっと堪えて観客に一礼した。

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