新木優子 失敗を恐れなくなったきっかけは名優からの一言「救われたというか、大丈夫なんだと」

[ 2024年3月17日 17:10 ]

新木優子
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 女優の新木優子(30)が、16日放送のTBS系「人生最高レストラン」(土曜後11・00)にゲスト出演し、主演映画で出会った今は亡き名優との思い出を語った。

 もともと女優志望だった新木。なかなかオーディションに受からない中、16年公開の映画「風のたより」で主演の座を射止めた。しかし、ここで大きな苦難が新木を襲う。「やらせていただいた時、大きな壁というか。やっと頑張って頑張ってつかめた主演だけど、緊張が先走ってしまって、なかなか空回り…」と振り返った。

 主演作ということで、強い意気込みは緊張となって表れ、現場ではNGを繰り返した。そんな時、優しい一言をかけてくれたのが、故・大杉漣さんだったという。大杉さんは新木演じる主人公の祖父役だった。

 「初めて大杉漣さんと一緒のシーンだったんですけど、病院のシーンで、せりふが全然出てこなくて。その時に大杉漣さんが“間違えるのは誰にでもあることだから、そんなに緊張しなくていいんですよ”って、すごく優しく声を掛けていただいて。すごく救われたというか、大丈夫なんだ、失敗してもと」

 大杉さんとは、MCの「極楽とんぼ」加藤浩次も共演歴があるという。緊張してあいさつすると「“加藤君、そんなのいいから、Jリーグの話をしようよ”って。僕も一気に和みました」と、新木の話に共感した。新木も「本当に気さくで、“れんれんって呼んで”みたいな」と懐かしそうに話していた。

 「変わりました。失敗してもいいから、とにかくやりたいように、挑戦していこうというか。こういうことをやってみよう、ああいうことをやってみようって…やれなかったので、それまでは」。大杉さんの一言で、失敗を恐れなくなったという新木。「やってみて、おもしろいじゃんと言ってもらえることがあったりしたので、それができるようになりましたし、変わりましたね」。天国の“おじいちゃん”に、感謝を口にしていた。

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