今年デビュー30周年小沢あきこの新境地　“芸者スタイル”で発信する日本の伝統芸

＜亀有香取神社奉納ライブ＞亀有香取神社の境内でライブを行う小沢あきこ
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　歌手の小沢あきこ（45）が6日、東京都葛飾区の亀有香取神社でライブを行った。4月26日に発売されたデビュー30周年記念の新曲「風恋し」など4曲を披露し、境内に歌声を響かせた。

　小沢は今年から芸者風の衣装で活動している。以前から憧れがあったといい、30周年を迎えた今年実現させた。そして新曲のジャケット撮影の日、「東村山音頭」の原曲を歌ったことで知られる下谷二三子さん（享年84）の訃報に接した。「日本の伝統美を継承していく」との思いに駆られ、現在の活動にまい進している。

　芸者の新スタイルは外国を中心に反響を呼んでいる。自らの頭に合わせた日本髪のカツラを作成し、訪問着を自ら着付けるという小沢。最近は“芸者”姿で表参道や浅草に出没している。写真を見たトルコのファンからコメントが寄せられており、早くも着物の効果が現れている。10月には「今から待ち遠しい」と5年ぶりに米ロサンゼルスでのイベント出演も予定されており、30周年のワールドワイドな活躍に期待が高まる。