松潤効果で大盛り上がりの「浜松まつり」 静岡市も盛り上げて

[ 2023年5月6日 05:30 ]

騎馬武者行列スタートのかけ声をかけた松本潤
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 NHK大河ドラマ「どうする家康」で主人公徳川家康を演じる嵐の松本潤(39)が5日、浜松市で行われた「浜松まつり」のイベント「家康公騎馬武者行列」に参加した。甲冑(かっちゅう)姿で馬にまたがり、大歓声を浴びながらパレードした。新型コロナウイルスの収束に伴い、4年ぶりに通常に近い形で開催された同祭り。“松潤フィーバー”も手伝って、武者行列だけで約68万人が訪れた。

 家康が晩年を過ごした静岡市で大学時代を過ごした記者は、こちらこそ“家康のお膝元”と思ってきた。駿府城や久能山東照宮、ゆかりの史跡も多い。一方、浜松は家康が青壮年期を過ごした“出世の街”。居城とした浜松城が有名だ。浜松まつりは今回が初参加となった記者だが、新型コロナウイルスを恐れて暮らした3年間を忘れさせてくれるような、松潤家康の行進だった。

 感染防止のため人とは距離を取るのが“常識”となった3年間。人のつながりが希薄になったとも言われたが、この日は違った。隣で観覧していた初対面の人同士が、撮影した写真を近距離で見せ合うなどの交流も見られた。コロナ感染を恐れ、昨年まで観覧を自粛していた高齢層も「盛り上がっていてうれしい。来年はお酒が飲みたい」と笑顔だった。コロナの不安が全て消えたわけではないが、この景色が“常識”に戻る日も近いと感じた。

 松潤効果で大盛り上がりとなった浜松まつり。実は静岡市も“家康公”が行進する「静岡まつり」が4月にあるのだが、来春は松潤家康に来てもらえないだろうかと思ってしまった。(佐藤 昂気)

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