ファンのリズム感に信頼「きっとばっちり」 BEYOOOOONDS島倉、西田、江口インタビュー~後編~

[ 2023年5月6日 05:00 ]

武道館コンサートを前に意気込むBEYOOOOONDSの(左から)島倉りか、西田汐里、江口紗耶(撮影・西川祐介)
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 ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「BEYOOOOONDS」の島倉りか(22)、西田汐里(19)、江口紗耶(19)が本紙のインタビューに応え、新曲の見どころや今月15日に開催する日本武道館単独公演への意気込みなどをたっぷり語った。<後編>

 ――現在、ツアー「NEO BEYO」が開催中ですが、ツアー名にちなんで何か新しく挑戦していることはありますか
 西田「最近パソコンを買ってタイピングの練習をしています。エクセルとかパワーポイントを使える人に憧れてるんですよ。そういう人になりたくてちょっとずつやっています。超最近始めました。まだ2回くらいしか触れていないんですけど、これからどんどんうまくなります」
 島倉「りかもだ。最近やってる」
 江口「私はめちゃめちゃ歩いています。40分くらいかかるんですけど、仕事終わりに2駅3駅くらい手前で降りて、そこからお家まで歩いて帰っています」

 ――体型維持の秘けつですか
 江口「そうですね。運動が苦手で筋トレとか続かなくて。でも歩くのは好きなので、音楽聞きながら歩くだけでも少し変わるかなって。武道館もありますし体型維持したいなと思って歩くようにしています」
 島倉「私はレジ袋をもらわない。もらわないというか買った商品を手に持ったまま帰ります」
 西田、江口「エコバックじゃなくて!?」
 島倉「手で持って帰ることにはまっています。納豆とか果物のパックとかを手で持ちます。手で持っていたくて。バックの中で漏れるのが嫌なので、袋はもらわず自力で持って帰ることにはまっています。こないだは納豆2パック持って帰りました」

 ――島倉さんはインスタグラムも一番始めの投稿で鴨を載せたりと個性的ですよね
 島倉「鴨載せました。何していいか分からなくて(笑い)。みんなが個性的になったらいいなって思っています。みんなインスタグラム上手で、かわいい写真載せているので、違うベクトルで攻められたらいいなって思っています。みんな同じになってつまらなくならないようにしています」

 ――昭和歌謡好きでも知られますが、最近のお気に入りは
 島倉「松田聖子さんが中学生から好きなんですけど、今松田聖子さんブームの第4波くらいがきています。中学生の時に聞いていた曲を大人になってから聞くと、全然意味が変わって聞こえてきてそれがすごい面白いなって思っています」

 ――特に好きな曲は
 島倉「“花びら”です。春なので気分的にも聞いていますし、歌詞がBEYOOOOONDSの恋愛奉行の作詞をしてくださった三浦徳子さんなんです。三浦さんは松田聖子さんの曲をたくさん書いているので、その方に自分たちも曲を書いてもらっているんだって不思議な気持ちになります」

 ――15日に開催される武道館公演では事務所主催のライブとして約3年ぶりに声出しが解禁されますが、いかがですか
 島倉「アイドル現場で声を出さないことってすごく苦痛だと思うんですよ。だからそれを我慢してくれてきた方には本当にに感謝です。それに声出せない期間ライブができたのはそうやって我慢してくださった方のお陰なので、それをようやく解放する時が来たなって思います。私たちもすごく楽しみですし、逆にファンの方の声が大きすぎて圧倒されないか心配(笑い)。全部我慢してきてくれてありがとうって気持ちを込めて楽しみたいです」
 西田「本当に楽しみ。楽しみでしかないです。ファンの皆さんも私たちもずっと待っていた瞬間だと思うので、思い残すことなく一緒に楽しい時間ができたらなって思います。(コロナで)ライブが全部中止になっり、できないこともたくさんあったんですけど、武道館の日のための期間だったらいいやって思えるくらいめちゃくちゃ楽しい時間にしたいと思います」

 ――まだコールアンドレスポンスしたこともない曲もありますよね
 西田「誰か考えてくれるのかな」
 島倉「ねー!いきなり武道館で」
 西田「気持ちは1つでそろったりするんですかね」
 島倉「ハロー!プロジェクトのファンの皆さんだから信頼をおいています。きっとリズム感ばっちりに決めてくれるんだろうなって」
 西田「そうだね。ハロー!プロジェクトのファンの方々は、リズム感と対応力がめちゃくちゃいいです」

――「涙のカスタネット」の16ビートすごかったですね
 江口「すごかったです!」
 江口「昔からハロー!プロジェクトのコンサートで武道館に立っているメンバーさんとそれを応援する皆さんが一生懸命声を出しているのに憧れていました。ようやく自分がそのポジションに立ってそれを体験できるって思うと本当にワクワクします。皆さんもすごく楽しみにしてくださっていると思うので、2回目でまた皆さんをあっと驚かせられるように頑張ります」

――武道館公演ではどんなところに注目してほしいですか
 島倉「メンバーそれぞれが練習してきた個人の武器がライブの演出として入っているので、それを武道館でできるがかっこいいなって思います。ヒューマンビートボックスとかピアノとかDJとかをあの大きな会場でやるんだって思うと、コロナの時期に個人で練習していたものがすごくいい武器となって生きてきているなと思います。それをできるのはすごいなって思うので、注目してもらいたいです」

――コロナ禍でも公式YouTubeチャンネルで「お家でもびよんず学校」と題してそれぞれの特技を発信していましたね
 島倉「本当にそういうのが全部つながってきているなって思います」
 西田「BEYOOOOONDSのライブはどのライブも他のアイドルさんにはできない内容になっているなって自信を持ってきたんですけど、今回もそれが磨きに磨きがかかった絶対にどう考えてもビヨのライブじゃないと見れない演出がたくさんあると思うので楽しみにしてほしいです。私たちもワクワクしていますし見に来てくださった方の心を絶対にワクワク興奮させられるような内容になっていると思うので、全部1つのエンターテインメントショーとして作り上げたいなって思います。1秒足りとも無駄な時間はないなって思っています」
 江口「先輩グループの武道館公演を観覧させていただく機会があるんですけど、かっこよくてかわいくてすごい憧れるな、ビヨはどんな武道館になるのかなって想像しながらずっと見ていました。BEYOOOOONDSは特技があったり個性的な曲が多いですけど、1つ1つの演出が凝っていますし、武道館になるとツアーよりも大きくて豪華なものになると思うので、本当にショーを見ている楽しい気分になれると思います。ただかっこいいかわいいだけじゃない、プラスで1つあるのが見どころかなと思います」

 ――BEYOOOOONDSならではの変わった演出が見られますか
 西田「きっと驚くと思います」
 江口「期待していてほしいです」
 島倉「期待をいい意味で裏切るような、どんどん超えていくライブになっています」

 ――改めてどんなアイドルでありたいですか
 西田「日常でワクワクすることがないと、なんだかつまらないなって思うことがあって。私はお仕事でいろいろな現場に行けるので、代わり映えのある日常を送っているし、ライブとか撮影でもすごいワクワクすることが多くて毎日楽しいなって思っています。けど、日常に飽きている方、毎日同じことの繰り返しでなんだかつまらないなって感じている方もいるのかなって想像するんですね。そういう方々に小さなワクワクも大きなワクワクも届けられるようなアイドルでありたい。ずっと求められ続けるアイドルでありたいなって思います」
 江口「BEYOOOOONDSは変わったことをしているので、それがファンの皆さんに届いているのか自分自身不安になったりすることがあるんですけど、見てくださる皆さんが“面白い”とか“楽しい”とか言ってくださると、もっと面白くしようって気持ちになれます。そうやって皆さんにずっと言ってもらえるように頑張りたいです」
 島倉「いい意味でどんどん進化を止めないグループ、日々変わっていくグループになりたいなと思っています。グループ名の由来でもあるように既存の枠をビヨーンと超えていきたい。BEYOOOOONDSってまるまるなグループだよねという枠にはまらないグループでありたいなって思っています。常に皆さんをワクワクさせられるようなグループになるために、いろいろなことに挑戦していきたいです」

 ――最後に、ファンの方へのメッセージをお願いします
 島倉「BEYOOOOONDSは今4年目になっているんですけど、まだまだ面白いことやるので絶対に見逃さないでほしいです。それといつも応援してくださる皆さんに感謝の気持ちをライブで出せるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします」

 ――結成当初からメンバーが変わらないことも魅力ですね
 西田「ずっと12人でやってきたからこその団結力やまとまり、スキルの高さにも自信があるので、そこに注目してもらえたらなって思います。“BEYOOOOONDSいつもレベル高いよね”って言ってもらえるように努力し続けたいと思います」
 江口「メンバーが変わるともちろんパフォーマンスとかも変わると思うんですけど、メンバーが変わらないまま年月を重ねて“変わったね”って言ってもらえるのは、個々が進化している証拠だと思うので、12人で“デビュー当時と比べるとすごい成長したね”って言ってもらえるステージにしたいです。1つ1つのコンサートやイベントでそれぞれ違うBEYOOOOONDSの顔を見せられるんじゃないかなって思うので。楽しんでいただけたらなと思います」

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