島田洋七 漫才ブーム時代は銀座で豪遊も…ビートたけしと感じたむなしさ「俺ら、何なんだ?って」

[ 2023年5月6日 17:43 ]

タレントで作家の島田洋七
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 お笑いタレントで作家の島田洋七(73)が、6日放送のフジテレビ系「イット!年金しらべてみたらSP」(後4・00)にVTR出演し、漫才ブーム時代のビートたけし(76)とのエピソードを語った。

 年金の現実についての特番で、芸能人の年金受給額についての調査企画に参加した。お笑いコンビ「B&B」で活躍し、たけしらの「ツービート」とともに漫才ブームを起こした。また自身の少年時代、佐賀の祖母との生活を描いた自伝「佐賀のがばいばあちゃん」が、シリーズ累計1000万部を突破。作家としても大成功を収めた。

 漫才ブーム時代について、洋七は「当時の収入、ビックリするんちゃう?景気良かったよね?あの時代。『THE MANZAI』とかやっているころ」と回想。収入額こそ明かさなかったものの、「あれだけもらえば、貯金とか思わんでもたまるよ。使い切れんで具合悪くなるよ?」とも表現した。

 銀座など夜の街にもよく繰り出したが、「一晩100万とか使うわけじゃないですか?でも3、4回行ったら飽きるのよね」とポツリ。「たけしと仲良かったから、酒の量も同じくらいだから、一緒によう行って、ウイスキーで言ったら水割り20杯くらいは飲んでた。チップやってお金払うて帰るわけやん?帰りにすし屋行こうか言うて、おごってあげて、タクシー代やって」と、周囲の人たちに景気良く振る舞っていたという。

 ところがある日、そのむなしさを感じたそうで、「2人で言うたことがある。“俺ら、何なんだ?”って」と振り返っていた。

 そんな洋七も、下積み時代は金銭的に苦しいころもあったという。「嫁さんが会社勤めしていたから、俺の分も(年金を)ずっと納めてくれてたよ。弟子のころから。花月(での舞台)が終わって、6、7時に終わったらそこからバイトをする。嫁さんにばかり迷惑かけるのもあれやから」と、妻への感謝も口にした。

 最近は現在は各地での講演活動で収入を得ている。「75、76まで講演があればやります。そこから、今までためた年金を切り崩して、本当に収入がゼロになったらそれを(使う)。旅行とかに使ったりして、“年金あってよかったな”とか」と、将来のプランを語っていた。

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