藤井王将 3年連続最優秀棋士賞 羽生九段以来の最多勝利賞4連覇

[ 2023年4月4日 05:00 ]

藤井聡太王将
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 日本将棋連盟は3日、東京都渋谷区の将棋会館で第50回将棋大賞選考委員会を開催し、昨年度の最優秀棋士賞に史上最年少6冠の藤井聡太王将(20、写真)=竜王、王位、叡王、棋王、棋聖=を3年連続で選出した。藤井は記録部門でも勝率1位賞(.828)、最多勝利賞(53勝)を獲得。最多勝利賞は羽生善治九段(52)が第38~41回に記録して以来、2度目の4連覇となった。

 優秀棋士賞は名人戦3連覇の渡辺明名人(38)が9回目の受賞。名局賞は第72期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)第2局(1月21、22日)で羽生が藤井を下した一局が選ばれた。

 最優秀女流棋士賞は里見香奈女流5冠(31)が8年連続13回目の受賞となった。

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