唐沢寿明 下積み時代の恥ずかしいエピソード “わらえ”の指示に必死で笑顔も…「どけっつってんだよ!」

[ 2023年4月4日 19:20 ]

唐沢寿明
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 俳優の唐沢寿明(59)が1日放送のTBSラジオ「要 潤のMagic Hour」(土曜後5・00)にゲスト出演し、下積み時代のエピソードを明かした。

 15歳だった中学時代、学校帰りに「俳優になりたいんですけど」と東映撮影所を訪ねたことがきっかけとなり、中学卒業後に16歳で「東映アクションクラブ」に入団。俳優を目指してアクションと演技の勉強をしながら、エキストラとして映画やドラマに出演していた。

 初めてエキストラで参加した作品では、「凄い恥ずかしかった」と今でも覚えている思い出があるという。「カメラが東映の正門のところにあって、カメラの前で俳優さんが演技してる。俺はそこから凄い遠くだったんだけど、スタジオとスタジオの間を通行人で横切るだけだったの。そしてら“おーい!”って言われて、カメラの方から“わらえ!”って言われたの」と当時を回顧。“目に留まった”と勘違いした唐沢は引きつりながらも必死で笑顔をつくったが、「助監督が走ってきて“どけっつってんだよ!!”って言われて」とまさかの展開。業界用語で「わらう」は「片づける」の意味で唐沢は「どいて」と指示されたのだが、16歳当時はその用語を知らなかったのだという。

 「意味が分からなくて。わらえって言われたから笑ったのに、どけって言われて」と笑いながら振り返った唐沢。結局その作品にはまったく映っていなかったという。当時は刑事ドラマなど様々な作品にエキストラとして参加したが、「当時は楽しかったんだね、未知の仕事を初めてやったから。若かったのもあるけど」と振り返っていた。

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2023年4月4日のニュース