五十嵐亮太氏 ピッチクロック導入に「残念」 投手は「圧力かけられてる感じ」

[ 2023年4月4日 16:04 ]

元メジャーリーガーで、ヤクルト、ソフトバンクなどでもプレーした五十嵐亮太氏
Photo By スポニチ

 元メジャーリーガーで、ヤクルト、ソフトバンクなどでプレーした元プロ野球選手の五十嵐亮太氏(43)が4日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に生出演。試合時間短縮のため導入されたピッチクロックについて語った。

 投手は捕手から球を受けてから、走者なしの場合は15秒、ありの場合は20秒以内に投球動作を始めないと1ボールが宣告される。また、打者は残り8秒までに打つ準備を整えなければ1ストライクが宣告される。

 五十嵐氏は「ピッチャーは嫌だと思います。圧力かけられてる感じ。ボールをこねたり、ロジンつけたり、足場ならすとか、それやってたら間に合わない。慣れるまでは、常に急がされてる感じ」と投手の立場を推測。第5回ワールドベースボールクラシック(WBC)決勝の9回に大谷翔平が登板したシーンを振り返り「(投球まで)1番長くて40秒くらいあった。平均でも20秒超えてる」とし、名勝負に影響が出る可能性も指摘。その上で「残念と思う」と述べた。

続きを表示

2023年4月4日のニュース