木村拓哉“脱月9”宣言 “ミスター月9”故の責任感「何曜日の何時より…」

[ 2023年4月4日 05:00 ]

観客を背に笑顔を見せる(左から)赤楚衛二、新垣結衣、木村拓哉、北村匠海、白石麻衣、染谷将太(撮影・尾崎 有希)
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 俳優の木村拓哉(50)が3日、都内で主演するフジテレビの月9ドラマ「風間公親―教場0―」(10日スタート、月曜後9・00)の完成披露舞台あいさつに登場した。「教場」は過去に2度特番で放送。警察学校を舞台に、木村演じる冷徹な教官・風間公親が、生徒たちの秘密を暴きながら指導する人気作で、連ドラでは風間が鬼教官になるまでを描く。

 「月9」枠は木村の“代名詞”の一つ。今作で9年ぶり、歴代最多の11度目の主演となる。最初に「教場」が月9で放送されると聞いた時を振り返り「ないな、と思いました」と語った。月9といえばラブストーリーと言われていた時期もあり、木村も「登場してくる人みんながキラキラしてるような物語を放送していた時間帯」と指摘。「教場」はシリアスなシーンが多くあるだけに「この作品やっていいですか?っていうのは正直なところ」と明かした。

 これまで「ロングバケーション」「HERO」などで社会現象を巻き起こしてきた“ミスター月9”。その木村が壇上で「“月9”って言わなくて良いんじゃないか」と衝撃の提言。「フジテレビは“月9”と言いたがるが、今や何曜日の何時ということより、作品の力がないと見てくださる方に楽しんでもらえない」と“脱月9”を宣言した。「共演者、スタッフと共にワンカットを楽しんで作っている。現場の責任は僕たちにある」とその真意を語った。

 この日は初共演となる新垣結衣(34)をはじめ、北村匠海(25)や赤楚衛二(29)らも登壇した。

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2023年4月4日のニュース