「どうする家康」次回予告 お市の方の侍女・阿月=小豆袋?ネット考察続々「擬人化?」金ヶ崎の退き口逸話

[ 2023年4月4日 07:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」第13話。南蛮菓子「コンフェイト」を口にした阿月(伊東蒼)は…(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は16日、第14話が放送される。9日は統一地方選挙の開票速報に伴い、休止となる。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第14話は「金ヶ崎でどうする!」。織田信長(岡田准一)とともに越前・朝倉義景との戦に臨んだ徳川家康(松本潤)だったが、その裏で浅井長政(大貫勇輔)が謀反を決意。浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍はひとたまりもない。長政の妻・お市の方(北川景子)の心中を察した侍女・阿月(伊東蒼)は、信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かうが…という展開。

 織田信長の退却戦「金ヶ崎の退き口」(元亀元年、1570年)が描かれる。今作の浅井長政は特に、誠実な“義の男”。何故、義兄を裏切るのか。

 次回予告には「阿月が参りましょうか。金ヶ崎へ知らせに」の台詞も。「金ヶ崎の退き口」には、お市の方が袋の両端を縛った小豆を信長に送り“挟み撃ち”“袋の鼠”のピンチを伝えたという逸話があるが、「阿月」と「小豆」を重ねる視聴者も。SNS上には「阿月は『小豆の袋』の伝承の擬人化か」「後世の創作と言われるこのエピソードを、小豆ではなく阿月に変えて、さらなる創作とするのでしょうか」などと考察の声が続出。古沢脚本に注目が集まる。

 第13話(4月2日)、家康にもらった南蛮菓子「コンフェイト」を阿月にあげ、日頃の献身を労ったお市の方。2人の運命は――。

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2023年4月4日のニュース