唐沢寿明 若手時代のオーディション「全部役を持ってっちゃった」俳優とは?「すごい二の線だったんだよ」

[ 2023年4月4日 21:41 ]

唐沢寿明
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 俳優の唐沢寿明(59)が1日放送のTBSラジオ「要 潤のMagic Hour」(土曜後5・00)にゲスト出演し、下積み時代のエピソードを明かした。

 中学時代に「俳優になりたいんですけど」と東映撮影所を訪ねたことがきっかけとなり、16歳で「東映アクションクラブ」に入団し、俳優としてのキャリアをスタート。演技やアクションを学ぶ傍ら、エキストラとしてドラマや映画に出演していた。オーディションに合格してミュージカルに出演したのを契機に、芸能事務所に所属することになったという。

 ある日、事務所の社長に呼ばれて自宅へ行くと白いポロシャツとカーキ色のチノパンが用意されていた。「“これを着なさい”って言われて。それまでアクションとかやってたから普段はジャージーとか(服に)気を遣ってなかった」が、社長が勧めるポロシャツ&チノパンは「お坊ちゃんみたいで嫌だった」という。それでもアドバイスを聞いてその服装で出向くと「オーディションに受かり始めた」そうで、爽やか路線への変更が転機になったと明かした。

 当時のオーディションでは、今も芸能界で活躍する俳優たちと役を競い合っていたという。竹内力もそのひとりで、「すごい二の線だったんだよ。シュッとしてて、背が高くてカッコよかった」。竹内は「101回目のプロポーズ」(91年、フジテレビ)などの好青年役で人気を博した後、「難波金融伝・ミナミの帝王」「仁義」シリーズで「Vシネの帝王」と呼ばれるようになったが、唐沢は「当時は竹内くんが全部役を持ってっちゃったぐらい」とオーディションでの“無敵ぶり”を明かしていた。

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