松本人志「楽しい思い出ありがとうございました」お笑い好き坂本龍一さんとブリーフ姿でコントも

[ 2023年4月4日 05:10 ]

ダウンタウンの松本人志
Photo By スポニチ

 ダウンタウンの松本人志(59)はツイッターで「坂本龍一さん。たくさんの楽しい思い出ありがとうございました」と追悼。短い文章に思いを込めた。

 2人の出会いは1993年。かねてコンビのファンだった坂本さんが「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」のトーク観覧に参加し、それを知った松本が突如作曲を依頼。坂本さんは快諾した。ダウンタウンのプロデュースを買って出て、94年に2人を「GEISHA GIRLS」として全米デビューさせた。上半身はかつらに着物、下半身はブリーフ1枚の奇抜ないでたちでラップをする姿が話題を呼んだ。

 坂本さんは人を笑わせることが好きだった。80年代には「THE MANZAI」に「YMO」3人で出演。ピンクの口紅を塗りたくり、故忌野清志郎さんや矢沢永吉(73)のものまねを披露した。観客からは「ウソー!」と悲鳴。その後大笑いとなった。「ダウンタウンのごっつええ感じ」ではコント「アホアホマン」のキャラクターを喜々として演じた。汚れたブリーフにハゲのかつら。自ら鼻水メークを施す徹底ぶりで、松本からも「根がお笑い好き」と認められていた。

 音楽では当時珍しかった「シンセサイザー」を用い、革新的なメロディーを生み出してきた坂本さん。バラエティーの場でも笑いを通じて新たな坂本龍一像をつくり出していた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月4日のニュース