与沢翼氏 「秒速で1億稼ぐ男」と呼ばれるようになったいきさつ バッシングも「狙ってましたね」

[ 2022年9月17日 15:17 ]

与沢翼氏のインスタグラムより(@tsubasayozawa)

 実業家の与沢翼氏(39)が16日放送のABEMA「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(金曜後9・00)に出演。「秒速で1億稼ぐ男」の異名を持ったいきさつを明かした。

 中学からヤンキーとなるも、大検で早稲田大学に進学。“ホリエモン”こと堀江貴文氏に憧れて起業し、ヤンキー時代に培った処世術、話術をフル活用し、わずか3年半で年商10億円にまで成長するも、知り合いからの事業拡大の儲け話に乗っかり、アパレル会社を倒産させたという、与沢氏。「このままでは会社がつぶれてしまう予感がしていた」そうで、倒産する半年前から本屋に通い、困った時は本屋に行き希望を探しにいく日々。アフィリエイトをやっていこうと決め、縮小したアパレルの会社の経営と、夜にアフィリエイトを勉強するという、荷足の草鞋で生活していたという。

 アパレル事業撤退からわずか30日後には「アフィリエイトで月1500万円の荒稼ぎ」をしていたという。「当時は連日連夜で仕事ばかりしてまして、それ以降もセミナー事業で、半年で5億円以上稼いでまして」と回顧。再び事業が軌道に乗り「仲間10人集めて、六本木に家賃月500万円のところを借りました」と与沢氏。「当時は世の中の人がどんな業種かも理解されていなかった」としながらも「アフィリエイトですごい早さで稼いでいた私は2011年頃から、秒速で1億円稼ぐ男と(呼ばれるようになった)」と明かした。

 本人と代名詞ともなった著書「秒速で1億円稼ぐ条件」の出版社社長とで考えた「秒速で1億円稼ぐ男」という異名でもてはやされ、テレビなどにも出演。与沢氏は当時のキャラクターについて「狙ってましたね。イタイなって分かってますし、いかに変な人になれるかと(考えてやっていた)。(名前を売るためには)叩いてもらうとか、ヤフコメでボロクソ言われるって事はものすごく大事だった」と振り返った。

 13年頃、アフィリエイトやビジネスセミナーが主な仕事とし、「ネオヒルズ族」として、世間から大きな注目を集めていた与沢氏。社会的に批判を浴び、バッシングを受けていたが、「私たちに憧れてくる子たちが不良だったり、やんちゃだったり、悪い子たちが多かった。イメージは社会的に、どんどん悪いことをしたり、お客さんに何も提供しないで、お金だけもらうとか、今でもSNS勧誘トラブルがあったりするが、そういうのの総本山に私がいるんじゃないかって言われていた」と説明。さらに、漫画「闇金ウシジマくん」の取材を受けたことで、情報商材のくくりで「与沢がつくったマーケットだ!」というイメージも付き、さらに「バッシングを受けた」を受けることに。それでも実際は「あまりトラブルにはなってなかった」という。

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2022年9月17日のニュース