小沢一郎氏「五輪完遂しか頭にない総理の『不要不急』は誰の心に響くだろう」 説明を強く求める

[ 2021年7月28日 19:59 ]

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員(79)が28日、自身のツイッターを更新。東京都の新型コロナウイルス新規感染者が2日連続で過去最多を更新し、初めて3000人を超える3177人を数えるなど首都圏で激増していることに触れ、菅義偉首相(72)に東京五輪と感染対策の両立について説明を求めた。

 「東京3177人、神奈川1051人、埼玉870人、千葉577人。いずれも過去最多の新型コロナ感染者数」と書き出した小沢氏は「夏休みと五輪ムードで今後も人流は増える一方だろう」とし、「今や五輪完遂しか頭にない総理の『不要不急』は誰の心に響くだろう。このままでは全国で緊急事態宣言となる。総理は五輪と感染対策の両立について説明を」と要求した。

 小沢氏は東京都の新規感染者数が過去最多の2848人となった前日27日には「菅総理は先日のインタビューで『五輪で感染拡大との懸念あたらない』と述べた。GoToの時と同じ。自分の非を絶対に認めない。宴でコロナが消えるわけがない。自らが招いた厳しい現実を見ようともせず、責任を認めない人間に総理の資格はない」と厳しく批判。23日の東京五輪開会式当日に航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が東京都心で展示飛行し、その様子を見ようと歩道上で“密”状態になっている人々の様子を報じるニュース画像を添付していた。

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2021年7月28日のニュース