白井健三氏 内村に感謝&エール「ここで失敗しても、みんなが思い描く航平さんという存在は変わらない」

[ 2021年7月28日 16:42 ]

白井健三氏
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 16年リオデジャネイロ五輪の体操団体金メダリストで、今年6月に現役を引退した白井健三氏(24)が28日、日本テレビ系「スッキリ」(月曜前8・00)に生出演し、男女日本代表の演技について解説した。

 女子は27日の団体総合決勝で5位。3位の英国とは0・816という僅差でメダルを逃した。白井氏は「リオの時は4位だったんですけど、3位との差は1点以上あった」と指摘。「順位は下げた結果にはなりましたけど、確実にメダルとの差は縮まっているなというふうにも感じたので、またパリに向けておもしろい戦いになっていくんじゃないかなと思います」と期待を寄せた。

 白井氏は大舞台を迎えるメンタルの大事さを訴えながら、説得力たっぷりに解説。すると、MCの「極楽とんぼ」加藤浩次(52)は、「白井選手が高校生の時に『スッキリ』に出てくれたじゃないですか?とんでもなくしゃべれるようになってるじゃないですか?」と驚いていた。

 白井氏は25日に団体総合決勝で銀メダルを獲得した男子についても言及。「金を取った時と同じ顔をしている。(表彰台で)これだけ喜んでいますけど、試合の出来としては金メダルに匹敵するような内容だったので、見ているこっちとしても心が満ちるような気持ちでした」と、喜びを口にした。

 また種目別の鉄棒で予選落ちした内村航平(32=ジョイカル)については、「内村選手がこういった年齢でこの舞台に立ったということが、何より素晴らしいことだと思うので、演技をして下さった内村航平選手にありがとうという言葉を伝えたい」とエール。「ここで失敗したからといって、みんなが思い描く航平さんという存在は変わらないと思うので、今後も内村航平さんとしてしっかり体操界に名をとどろかせてくれるんじゃないか」と、今後にも期待を寄せた。

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2021年7月28日のニュース