かとうかず子 医療機関等に自作フェイスシールド寄付 感謝の声に「私じゃない。機械ですから」

[ 2021年7月28日 13:46 ]

女優・かとうかず子
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 女優・かとうかず子(63)が、28日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演し、コロナ禍での医療従事者への支援活動について明かした。

 昨年は飛沫感染を防止するためのフェイスシールドが、各医療機関で不足。かとうは思い立って、同居する長女とシールド作りを始めたという。「娘が“ひよっこプログラマー”なものですから、『あなたやりなさい』と言って」。米国のプログラマーが公開した作成方法を参考に、3Dプリンターを使って製作したという。

 番組では、製作途中のプリンターの画像も公開。「こう見ると、簡単そうにできると思うじゃないですか?この1つを作るのに17時間かかるんです。だから1日中、3Dプリンターが『ガチャンガチャン…』と言いながら」と明かした。その労力に、司会の黒柳徹子(87)は「17時間っていうのはずいぶんかかる…」と絶句していた。

 かとうはフェイスシールドを100枚以上作成し、母が入院していた病院や転院先に寄付。「一番去年あたりは必要なものでしたからね」と振り返った。また、出演舞台の共演者、スタッフらにも配布。女優・柴田理恵(62)は番組を通じ、かとうに「そんな長い労働時間をかけてやってくれているとは知りませんでした。あらためまして、本当にありがとうございました」とVTRで感謝のコメント。かとうは「とんでもございません」と応じつつも、「17時間かかったのは、私じゃないです。機械ですから」と笑っていた。

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2021年7月28日のニュース