いきものがかり山下、今夏めどに脱退 水野と吉岡の2人で活動へ「あたたかく見守って」

[ 2021年6月2日 12:00 ]

「いきものがかり」の(左から)水野良樹 、吉岡聖恵、山下穂尊
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 3人組グループ「いきものがかり」の山下穂尊(38)がこの夏をめどに脱退することが2日、公式サイトで発表された。グループは水野良樹(38)と吉岡聖恵(37)の2人で活動を続ける。

 発表では「この度、いきものがかりのメンバー・山下穂尊が、2021年夏を目処にグループを離れることとなりました」と脱退を報告。「山下は、今後は表舞台に立つ芸能活動からは離れ、作曲や執筆などの創作活動をはじめとする新たな道に進み、いきものがかりは、水野良樹と吉岡聖恵の2人で活動を続けてまいります」とした。

 続けて「今回の決断につきましては、以前よりメンバー間において何度も話し合い、結成より22年の活動を経て互いの人生を考えた上で3人が下したものです。それぞれの道へと進む3人をどうかあたたかく見守っていただけましたら幸いです」としている。

 6月10、11日に行われる横浜アリーナでの公演が、3人のいきものがかりとして行う最後のライブとなるという。今夏(7月末目処)までに山下もいきものがかりのメンバーとしての活動を終了する。

 いきものがかりは高校の同級生だったリーダー、水野良樹(38)と山下で1999年に結成。のちに、2人の同級生の妹だった吉岡聖恵(37)がボーカルとして加わり、男女3人組バンドとしてのスタートを切る。2006年、「SAKURA」でメジャーデビュー。2008年から8年連続でNHK紅白歌合戦に出場。2010年上期のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の主題歌「ありがとう」が大ヒットした。2017年1月、「放牧宣言」と題してグループとしての活動を一時休止。2018年に活動を再会した。2020年にはそれまで所属していた事務所から独立し、新事務所を立ち上げ、3人で活動を続けていた。

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