伊藤惇夫氏 7万円接待の内閣広報官辞職「もうちょっと早くやっていた方が傷口が小さく済んだ」

[ 2021年3月1日 13:47 ]

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 政治アナリストの伊藤惇夫氏が1日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。山田真貴子内閣広報官(60)が同日に辞職願を提出し、持ち回り閣議で辞職が認められたことに言及した。

 山田氏は、体調不良を訴え、2月28日に入院。出席を予定していた1日の衆院予算委員会は欠席した。総務審議官当時に菅義偉首相の長男正剛氏らから7万円超の高額接待を受け、問題化していた。首相は辞職について予算委で「やむを得ないと判断した」と述べた。

 伊藤氏は、山田氏の辞職は「体調というよりは、精神的に追い詰められたのかなと思いますけど」と言い、「ただ抜てきしたのは菅総理ですから、最終的に菅総理の了承を得ないと、辞任ということを言い出せないという関係だったと思う」と話した。そして、「その中で体調不良ということが出てくれば、総理としても認めざるを得ない」としつつ、「結果的に、もうちょっと早くやっていた方が傷口が小さく済んだのかなという気もします」と対応の遅れを指摘していた。

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2021年3月1日のニュース