次期朝ドラ「おかえりモネ」 主題歌はバンプ「なないろ」に決定「少しでもお役に立てたら」

[ 2021年3月1日 12:49 ]

女優の清原果耶
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 NHKは1日、女優の清原果耶(19)がヒロインを務める次期NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(5月17日スタート、月~土曜前8・00、土曜は振り返り)の主題歌が4人組ロックバンド「BUMP OF CHICKEN」の「なないろ」に決まったと発表した。

 BUMP OF CHICKENは「この度はNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の主題歌を担当させていただくことになりまして、大変光栄に思います。昨年の夏頃、楽曲の制作に取りかかる前に、ドラマの制作スタッフの皆様の作品づくりにかける思いを聞かせていただく機会があり、その熱量に一同強く心を打たれ、共感しました。このドラマを視聴者の皆様の朝にお届けするときに僕らの楽曲『なないろ』が少しでもそのお役に立てたらと思います。放送を楽しみにしています」とメッセージを寄せた。

 同作の制作統括・吉永証氏は「撮影の準備で忙しくしていたある日、BUMP OF CHICKENさんから主題歌のデモが送られてきました。心地よくて優しい歌声、スキップしたくなるような軽快なリズム、心にじんわり沁しみる歌詞。繰り返し、繰り返し聞きたくなる魂(ココロ)のこもった曲で、とても感激しました。そして何よりも曲の世界観がドラマで描こうとしていることを、いみじくも表現していてびっくり、改めてBUMP OF CHICKENさんの音楽のすごさを実感しました。いただいた主題歌の力をお借りして、毎朝「おかえりモネ」を見て、たくさんの人が元気に幸せになってもらえたらと、心より願っております」としている。

 劇伴奏音楽の作曲を高木正勝氏が担当することも発表された。

 「おかえりモネ」は朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などを手掛けた安達奈緒子氏氏がオリジナル脚本を執筆。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米で青春を送るヒロイン・百音が、東日本大震災で被災した故郷に「かつての活気を取り戻したい」と気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷への貢献の道を探る姿を描く。昨年9月28日に宮城ロケでクランクインし、11月中旬まで宮城ロケを行い、その後は同局のスタジオで順調な撮影が続いている。

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2021年3月1日のニュース