タモリ　思わずフライングでゴクリ「待てと言われても…」　CMの“間”は「芝居じゃない」

「新しい『本麒麟』新CM発表会」に登壇したタモリ
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　タレントのタモリ（75）が1日、オンラインで開催された「新しい『本麒麟』新CM発表会」に俳優の江口洋介（53）とともに登壇した。

　2018年から同商品のCMに出演している江口は「だんだんコクが少しずつバージョンアップして、またおいしくなったと感じている」と笑顔。タモリは「工場の実験プラントに行ったんですけど、いろいろ研究して本麒麟を発売しているけど、さらに毎日試作しているんです。難しいんだろうけど、新しいのができて当然だろうなと」としみじみ。「飲んでみると想像以上に、『あ、ここまで仕上げてきているんだな』と感心しました。僕はビールが好きですから、楽しみですよ」と太鼓判を押した。

　新CMではタモリの「これは超えたね！」の一言が印象的。江口がさまざまが著名人に商品を勧めることでおなじみのシリーズだけに、「（タモリに勧めることは）こっちもドキドキする。タモリさんはいろいろおいしいものを飲んだりしているので、マズいものはマズいとハッキリおっしゃる方だと思うで、“間”が緊張感ありましたね」と江口。そんな江口の言葉に、タモリは「“間”が？ビールは口の奥のほうで味わうまで、そこまでいくのはちょっと時間がかかるんです。あれは別に間をためてるわけじゃない、芝居じゃない」と裏話を明かし、笑わせた。

　乾杯のタイミングでは、飲みたいあまりに思わず口にしてしまい、フランイングする瞬間も。「待てと言われても…」と苦笑しつつ、あらためて口にすると「うまいね…」と絞り出し、笑顔を見せた。

　合う料理についてのトークでは「お言葉を返すようですが、基本的に、酒とビールは合わないと思ってますから。まずはじっくりとこれだけと味わいたい。飲みながらずっと（料理の）準備をして、ご飯ができたら一切飲まずに。皆さんもまずは食べ物もいいでしょうけど、これ1本を味わってほしい」と訴えた。イベントではオススメの飲み方“三度注ぎ”も実施した。

　「本麒麟」は今年1月から順次リニューアル。これに伴い、1日から新CM「目隠し2021」篇、「タモリさん超えたね」篇がオンエア。新CMにはタモリ、江口のほか、女優の杏（34）も出演する。