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大江麻理子キャスター 森会長の女性蔑視発言に“異例”の言及「傍観は容認…今回は言わなければならない」

[ 2021年2月6日 15:23 ]

テレビ東京の大江麻理子キャスター
Photo By スポニチ

 大江麻理子キャスター(42)が5日、テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」(月~金曜後11・00)に出演。女性蔑視とも取れる発言で世界中から非難を浴びている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)に対して言及し、ネット上で話題になっている。

 森氏は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日は会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」と謝罪し、発言を撤回するとした。一方、テレビで生中継された会見での逆ギレぶりな態度で、火に油を注いだ形となっている。

 大江アナは「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかるというのは、女性の話が長いとかどうとかというよりも、本当に個人の問題だと思います。それを性の違いから結論を導き出しているところに問題があるわけです」とコメント。

 過去にも失言を繰り返してきた森氏について「多くの人が“またか”とスルーしそうになるんですけど、社会全体が“あーあ”と思ってスルーしたり傍観したりした結果が、今につながっている感じがする。傍観しているだけだと、容認するのと同じ結果を生むということが今回分かったと思うんです。重要な役職に就いている人がエラーを起こした場合は、その組織がちゃんと処分を下す。それができていないのが日本だと、今回分かった気がします」と持論を展開。

 大江アナのコメント後に、番組解説キャスターを務める日本経済新聞編集委員の滝田洋一氏が「基準が変わったというのが背景にあるのではと思います。昨年の米国の『ブラック・ライヴズ・マター』ですね。黒人の命を守る、人権を守るという運動ですが、一種のポリティカル・コレクトネスといいますか政治的な正義の基準が人種、性差の問題について非常にセンシティブになったのが現状ではないか」と解説。

 大江アナは「性別だけではなくて国籍も人種も職業も学歴もカテゴリーでまとめて語ってしまうと決めつけになってしまいます。差別や偏見を生み出すことにつながりかねないので、そういうことは無意味だからやめよう、というのが今の社会だと思います。私は、普段自分の意見をあまり言わないのですが、今回は言わなければならないなと感じて…ちょっと長引いてごめんなさい。お伝えさせていただきました」と語った。

 ネットでは大江アナのコメントについて「大江さん素晴らしい」「モヤモヤが吹っ飛びました」「思っていることを伝えてくれた。ありがとう」「これからも応援しています」「よく言った」「“ごめんなさい”という言葉を添えて自身の思いを伝えていた。さすがです」「“ごめんなさい”はいらないですよ。正論でした」などの反応があった。

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