今田耕司 “女性蔑視発言”森会長の取り巻きに推測「内々で言うてたらウケてるんでしょ?」

[ 2021年2月6日 13:44 ]

今田耕司
Photo By スポニチ

 お笑いタレント今田耕司(54)が6日、MCを務める読売テレビ「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」(土曜前11・55)に出演し、女性蔑視とも取れる発言で世界中から非難を浴びている東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)についてコメントした。

 森氏は3日に行われた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、JOCが女性理事を増やしていく方針を掲げていることに「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」などと発言。4日は会見で「五輪・パラリンピックの精神に反する不適切な表現だった」と謝罪したものの、会長職を辞任しない意向を示した。テレビで生中継された会見では、記者の質問に逆ギレする場面が目立ち、火に油を注いだ形となっている。

 今田はお笑い界と政界の重鎮を比較し、「こういう方が師匠やと、みんな離れていったりする。周りで孤立してしまうじゃないですか?ここ(政界)はずっと人が(いる)」と推測。問題発言についても「内々で言うてたら、ウケてるんでしょ?政治家の周りの後輩とかって、めっちゃ愛想笑いするんやと思うねん。5、6人でメシ食うてたら、冗談ぽいトーンでワントーン上げてきたなと思ったら、冗談やから、言い終わりで『はははははは』っていう」と、ガヤのような取り巻きの存在を思い浮かべ、「悪いADさんみたいな」と笑わせた。

 今田は収録当日、「怒っている感じがすごいする」と、女性の怒りを感じ取った出来事を明かした。「今日も楽屋に入ったら、スタイリストさんが生中継を見ていた。メイクしようと思ってメイク室に行ったら、メイクさんの女性2人も見てるし」。さらに、「仕事をしていると、そこまでいつもテレビを見てない人も、じっと画面を見てはること自体が、『この人、分からなあかんで』という感じがした。ホントに怒ってるよ」と指摘した。

続きを表示

2021年2月6日のニュース