横浜高で松坂とバッテリー組んだ上地雄輔「出来事は消せなくても、絶対に塗り替えられる」

[ 2020年5月20日 18:30 ]

俳優の上地雄輔

 高校野球の名門、横浜高校(神奈川)時代に現西武の松坂大輔投手(39)とバッテリーを組んだことでも知られる歌手で俳優の上地雄輔(41)が20日、自身のブログを更新。今春の第92回選抜高等学校野球大会(甲子園)に続いて今夏の第102回全国高等学校野球選手権大会(8月10日から16日間、甲子園)も中止になった件に言及し、全国の高校球児へエールを送った。

 中止決定直後ツイッターへ「中止かぁ…」とだけ短く投稿していた上地。その後、「わんぱく野球バカ」のタイトルでブログを更新すると「そんな曲を昔作った事がある。それを有名な選手や先輩が打席に入る時に使ってるのを聞くと不思議な気持ちになる。昔憧れてたプロ野球選手に、仲間やライバル達がなってて、そこに俺の声が響いてる。嬉しいのか恥ずかしいのか悔しいのかも分からない。変な感じ」と自作の曲にまつわる不思議な感覚についてまずは触れた。

 そして、憧れだったプロ野球選手になる夢がかなわなかった自身について「俺の栄光時代は間違いなく今です」とした上で「それでも、今でもあの時あのボールを狙っていれば。バットを変えなけりゃ。あの一球をやめとけば。皮手が使える時代なら。あのトレーニングしなけりゃ。どーでもいい『タラレバ』はあの頃のばかり笑笑」と高校時代を懐かしんだ。

 「俺は俺通りの人生しか知らないから1パターンしか分からないけど、出来事は消せなくても、絶対に塗り替えられる」と上地。「どんな立場でも、プロになったやつらでさえも、悩んで迷って不安を抱えてる。だから目指せ甲子園だったみんな。いつまでも言おう。全盛期は今だバカ!!て」と上地らしい言葉でエールを送った。

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