玉川徹氏 PCR検査のリソース不足に持論「こうやればできるっていう提言を何カ月前にしてほしかった」

[ 2020年5月20日 14:24 ]

 テレビ朝日の玉川徹氏が20日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスのPCR検査に対する政府の専門家会議(座長・脇田隆字国立感染症研究所長)の対応について言及した。

 番組では「第2波流行に備えPCR検査の人員不足どう解決」をテーマに、専門家会議の尾身茂副座長が4日の記者会見で、PCR検査を早期拡充できなかった理由について「帰国者・接触相談センター機能を担っていた保健所の業務過多だった」「入院先を確保するための仕組みが不十分だった」「検体採取者が十分でなく、検査実施のマスクや防護服の医療具も不足」を挙げたことなどを紹介した。

 玉川氏は「本来、国は“これがあってできません”“あれがあってできません”じゃなくて、国が主導権を持って、大学というリソースがあるんであれば、そのリソースを十分に大学側に協力を求めつつ財政的な支援をして(PCR検査を)増やしていくってことを何カ月も前からやらなければいけなかった」とした上で、「専門家会議だって言い訳言ってんじゃなくて、こうやればできるっていう提言を何カ月前にしてほしかったですね」と話した。

続きを表示

2020年5月20日のニュース