初の賞金トップ10入りの藤井聡太七段、一昨年12位から躍進 羽生九段は5位後退

[ 2020年2月3日 17:09 ]

藤井聡太七段
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 将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が3日発表の昨年の獲得賞金・対局料ベスト10で初のトップ10、2108万円で9位に入った。2年連続で制覇した朝日杯オープン戦の750万円が大きく、勝てば挑戦権獲得の大一番で広瀬章人八段(33)に競り負けたが、王将戦でも初めて挑戦者決定リーグ入りを果たす活躍(金額非公表)。一昨年は2031万円で12位だったことも判明した。

 1位は豊島将之名人・竜王(29)で、4位だった一昨年の4722万円から7157万円まで伸ばした。一昨年末、竜王を奪われて27年ぶりの無冠に転落した羽生善治九段(49)は一昨年の7552万円から3999万円の5位に転落した。

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2020年2月3日のニュース