将棋賞金ランク 豊島竜王・名人が初のトップ、藤井七段が初のトップ10入り

[ 2020年2月3日 16:59 ]

豊島将之名人
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 日本将棋連盟は3日、2019年に棋士が獲得した賞金・対局料の上位10人を発表。1位は豊島将之竜王・名人(29)の7157万円で、昨年4位から初の「賞金王」に輝いた。なお竜王位獲得の賞金4400万円は就位式のあった20年に加算される。

 2位は第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で渡辺明王将(35)に挑戦中の広瀬章人八段(33)で6984万円。棋王と棋聖も獲得し3冠の渡辺が6514万円で3位に続いている。

 無冠から叡王と王座を奪取した永瀬拓矢2冠(27)が4678万円で昨年18位から4位に躍進。昨年トップの羽生善治九段(49)は3999万円で5位となった。

 史上最年少棋士の藤井聡太七段(17)は昨年の12位から9位(2108万円)に浮上し、初のトップ10入りを果たしている。

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2020年2月3日のニュース