歌手の梓みちよさん死去 1月29日に自宅で倒れているところを発見される

[ 2020年2月3日 18:54 ]

死去した梓みちよさん
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 「こんにちは赤ちゃん」「二人でお酒を」などの大ヒットで知られる歌手の梓みちよ(あずさ・みちよ、本名林美千代=はやし・みちよ)さんが亡くなったことが分かった。76歳。福岡県出身。

 1月29日にマネジャーが「QVCジャパン」の通販番組の打ち合わせのために自宅を訪れたところ、倒れているのを発見したという。梓さんは71年に俳優の和田浩治さんと結婚したが、72年に離婚している。梓さんは都内のマンションで一人暮らしをしていた。遺族の意志に基づき、すでに2日に葬儀が執り行われたという。マネジャーが年末に会った時には元気だったという。

 「ボサノバ娘」のキャッチフレーズで1962年、シングル「ボッサ・ノバでキッス」でデビューした。翌63年、NHK「夢であいましょう」の今月の歌コーナーで発表された「こんにちは…」(作詞永六輔、作曲中村八大)がミリオンセールスを記録し、同年の日本レコード大賞を受賞。NHK紅白歌合戦にも初出場し、69年まで7年連続で出場した。74年には、あぐらを組んで歌う「二人で…」がヒットし、大人の歌手へとイメージを一転させた。同年の紅白に5年ぶりに返り咲き、76年に「メランコリー」、79年には「よろしかったら」がヒット。レパートリーは歌謡曲からポップスまで幅広く、60~70年代を代表する歌手となった。

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