「麒麟がくる」第3話は16・1% 好調維持も“日8戦争”激化?「ポツンと一軒家」が逆襲

[ 2020年2月3日 09:15 ]

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演を務める長谷川博己
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 俳優の長谷川博己(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の第3話が2日に放送され、平均視聴率は16・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日、分かった。関西地区は14・0%だった。

 第2話(1月26日)の17・9%から1・8ポイント減となったが、好調をキープ。大河ドラマ初回から3週連続の16%超えは2016年「真田丸」(19・9%、20・1%、18・3%)以来4年ぶりとなった。ライバルの裏番組、テレビ朝日「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)は数字をアップし、逆襲。“日8戦争”が激化しそうだ。

 この日の「ポツンと一軒家」は18・8%。「麒麟がくる」初回(1月19日、19・1%)の16・1%から2・7ポイント増(1月26日は放送なし)。「麒麟がくる」との“初戦”に敗れた借りを返した。

 2日の日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)も16・2%と好調。昨年は「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」が大河ドラマ歴代ワーストを更新したが、今年は大河を含めた“日8バトル”が展開されるか、注目される。

 大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを当てる。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。

 第3話は「美濃の国」。夫を亡くした帰蝶(川口春奈)は明智荘を訪ね、光秀(長谷川)や駒(門脇麦)らと束の間の気の置けないひと時を過ごし、笑顔を取り戻す。一方、道三(本木雅弘)は、より操りやすい土岐頼芸(尾美としのり)を美濃の新しい守護として擁立しようとする。内心、道三のことを嫌う頼芸は、道三の長男・高政(伊藤英明)に自分が実の父親であるかのようにほのめかす…という展開だった。

 表情一つ変えずに「操り人形に毒は盛りませぬ」と言い放ち、視聴者を恐怖に陥れた俳優・本木雅弘(54)の2週連続の“怪演”がインターネット上で話題を呼んだ。

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2020年2月3日のニュース