怪奇漫画家・日野日出志氏“怖すぎる離婚届”デザイン “離婚よけの御守り”に!?

[ 2020年2月3日 05:30 ]

怪奇漫画家の日野日出志氏がデザインした離婚届。「地獄変」に登場した男女が描かれている
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 怪奇漫画家の日野日出志氏がデザインした離婚届が29日、発売される。代表作の一つ「地獄変」に登場し、血みどろでオノを振り上げる“地獄絵師”と、人肉を食べる美しい妻が描かれた身の毛もよだつデザイン。戸籍法で規定された書式になっており、実際に提出できる。

 発売日の2月29日は、日本記念日協会が認定した「円満離婚の日」で、“離婚式”を手掛けるプランナーで文筆家の寺井広樹氏が、毎年この時期に行うイベントに合わせて制作した。

 おどろおどろしいタッチの絵を配した意図について、寺井氏は「これを“離婚よけの御守り”として持っていてほしい。いざ記入の際、怖くて書くのをためらうかもしれない」と説明。離婚を勧める意図はなく「一時の感情で突っ走らず、じっくり“夫婦の絆”と“結婚と離婚の本質”を考えるきっかけとしてほしい」と期待している。

 夫婦げんかの仲直りのきっかけ、結婚式の二次会の景品、浮気防止アイテム…などの使い方を想定している。

 価格は“いい夫婦”にちなみ税込み1122円。「仮に離婚するなら、円満にできるのも良い夫婦」との思いが込められている。

 ▼円満離婚の日 離婚が最も多いとされる3月のため、前日の2月29日を「2人に福(29)あれ」との思いが込められた。4年に1度、うるう年にしかない記念日。

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