梓みちよさん逝く 上京時は可愛らしい美少女、気が強く取っ組み合いも さんまに激怒しシャンパンを…

[ 2020年2月3日 20:34 ]

デビュー20周年記念リサイタルで熱唱する梓みちよさん(1982年撮影)
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 「こんにちは赤ちゃん」「二人でお酒を」などの大ヒットで知られる歌手の梓みちよ(あずさ・みちよ、本名林美千代=はやし・みちよ)さんが1月29日に亡くなっていたことが3日、分かった。76歳。

 梓さんは宝塚音楽学校の在学中に芸能事務所「渡辺プロダクション」のオーディションに合格して上京。当時を知る関係者は「とにかく可愛かったというのが第一印象。お母さんが福岡の会社で総務部長を務めていた立派な方で、礼儀正しい子に育てられていた」と振り返った。

 気が強くスパッと言う性格。渡辺プロは当時、中尾ミエ(73)、伊東ゆかり(72)、園まり(75)の「スパーク三人娘」が人気だった時代。特に中尾とはライバル関係で、下宿で取っ組み合いのけんかをすることもあった。

 その性格が表れたのが、86年に出演したフジ系「さんまのまんま」。司会の明石家さんま(64)の言動に激怒し、シャンパンを5回浴びせた。梓さんは世間から大バッシングを受け、後に謝罪して和解。番組の名場面集でも取り上げられるシーンとなった。

 私生活では恋多き女性だった。71年に俳優の和田浩治さんと結婚したが、1年でスピード離婚。結婚はこの一度だけだが、不倫交際でワイドショーをにぎわせたこともあった。

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