志らく ダビデ像にパンツ、二宮金次郎像の歩きスマホ連想に「日本がめちゃくちゃ。文化や伝統を…」

[ 2019年12月20日 10:43 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が20日、MCを務めるTBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。近年の日本人の“クレーム”について言及した。

 番組では、全国各地で「除夜の鐘がうるさい」というクレームが出ていることを紹介。エンディングで志らくは「除夜の鐘以外でもいろんなクレームがついてます」と言い、まず「熱海の方では“貫一お宮の像”寛一がお宮を蹴っ飛ばしているのを見て“男尊女卑の象徴だから撤去しろ”ってクレームがついたそうです。文学の否定ですよね」と指摘。さらに、「日光の方では小学校によくある二宮金次郎の銅像。本を読みながら薪(まき)をしょって一生懸命勉強してる。あれがいけない。何がいけないかっていうと、本を読んでいる姿が“歩きスマホにつながるから”。実際に建て直した小学校があるそうです。二宮金次郎が本を読んでいる、薪をしょってる、ここまでは同じ。どこが違うかって、座ってるんです。それじゃあただ休息しているだけじゃねえか。意味が分かんなくなっちゃう」と言い、「あと島根の方だとダビデ像、全身裸、あれを見たご婦人が“あまりにもハレンチだ”と。“いやらしくて子どもたちに悪影響が出る。パンツはかせろ”っていうクレーム。ダビデがパンツはいたら、ただの変態ですよ、これ」と話した。そして「日本がめちゃくちゃになってますね。だから学校で勉強を教えることも大切かもしれませんけれど、文化だとか伝統だとか、そういうことを教えるのが大事かもしれません」と自らの見解を示した。

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2019年12月20日のニュース