激ヤセ40キロ…元幕内・貴ノ岩、元横綱・日馬富士から届いた意外な連絡「一緒に相撲をやらないか」

[ 2019年12月20日 20:23 ]

元幕内・貴ノ岩
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 大相撲の冬巡業先で付け人に暴力を振るった責任を取り、18年12月に現役を引退した元幕内・貴ノ岩(29)が、20日放送のTBS「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)で引退後テレビ初出演。元横綱・日馬富士(35)から驚きの連絡があったことを明かした。

 騒動から1年、今年3月に貴ノ岩は母国のモンゴルへと帰国していた。世間から大バッシングを受けて、当時を「きつかった」と振り返る貴ノ岩。しかし祖国でもバッシングは続き、日馬富士との因縁を「同じ民族同士なのに…」と責められることもあったという。

 兄の家から一歩も外に出られなくなり、貴ノ岩は引きこもり生活に。食事も喉を通らなくなり、40キロも激やせしててしまったという。そんな絶望に打ちひしがれているなか、意外な人物から電話が。なんと元横綱・日馬富士(35)からで、想定外の言葉を告げられる。「一緒に相撲をやらないか。学校をやるんだ、手伝ってほしい」。

 日馬富士は小中高一貫教育の学校である「新モンゴル日馬富士学校」を開校し、相撲の指導者を探していた。貴ノ岩は「故郷が同じで男同士だし、わだかまりがない。出来る限りこどもに教えたい」との思いから快諾。奇しくも相撲が2人をまた繋いだのだ。

 現在は、二人の兄弟と牧場の経営をしているという。半径3キロという広大な敷地で牛100頭、馬300頭を飼育し、充実した生活を送っているという。

 最後に、育ての親である元貴乃花親方の貴乃花光司氏(47)への思いを打ち明け、「申し訳ないという気持ちはあります。部屋に入れてくれ幕内まで育ててくれて、お父さんのような存在です。自分の中では感謝の気持ちしかないです」と語った。

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2019年12月20日のニュース