ずん飯尾 初エッセー集は初版1万冊「人生かけちゃいました…」、田中みな実写真集も意識?

[ 2019年12月20日 12:54 ]

初エッセー集「どのみちぺっこり」の発売記念イベントを行った「ずん」の飯尾和樹
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 お笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹(50)が20日、東京・渋谷のGALLERY Xで初エッセー集「どのみちぺっこり」(PARCO出版)の発売記念イベントを行った。

 刊行記念の展覧会「ずん飯尾のどのみちぺっこり展」がこの日から開幕。先月の開業から行列店舗が並ぶ渋谷パルコの中にギャラリーがあり、自身の個展にも「いきなり行列かと思ったら、(同じ建物に入る)ポケモン(センター)でした」と自虐的にボケた。

 会場では独特のゆるい「ぺっこり」ネタを解説する映像を放映。「寝っ転がってみてもらえるように4畳分用意しました」と畳が敷いてある。自作の絵も紹介し、「富士山くらい描けるだろうと思ったんですけど、(うまく描けなかったので)葛飾北斎への謝罪文も書いてます」と苦笑い。

 エッセーの内容については、相方のやす(50)について40ページほど書いており、「彼って凄く純粋でして。尊敬してたら100採り入れるんですよ」と人柄を紹介。笑福亭鶴瓶(67)やキャイーンのウド鈴木(49)が「メモ魔」だと知ったやすは、「オレもメモとるよ」と宣言したにもかかわらず、そのメモを飯尾の家に忘れていったという。「何が書いてあるんだろうと、見てみると、記念すべき1ページ目に『メモをすることを忘れない』って。(こんなこと)書かないですよね、メモ帳に」と暴露して笑いを誘った。

 地面に寝そべる写真なども掲載。1つ1つのポージングについて、写真集がヒット中のフリーアナウンサーを引き合いに出して、「田中みな実ちゃんと角度似てない?これ、みな実ちゃんと一緒じゃない?」と取材陣に問いかけた。

 プロ野球のヤクルトファンとして有名。「早稲田に行って野球やってヤクルトからドラフト3位が夢でした。親父からは『夢で3位かよ。1位じゃないのかよ』と言われました」とボケまくり。令和元年最大のニュースは「スワローズが6位」だったと振り返りつつ、星稜から奥川恭伸投手(18)の入団には「素晴らしいです。久々の…。今、村上(宗隆)君も育ってますし」と細い目をさらに細めた。

 初版1万冊に「人生かけちゃいました…」と謙遜する一方、「みなさんに読んでもらったら英訳して海外に。でも、わかんねぇよな、(外国の読者に)YASUなんて」とボソリ。印税の使途については「お米買うでしょうね。台所をがっちりと、かためてから冷蔵庫をそろそろ。車の免許と冷蔵庫です」と笑顔。税込み一冊1540円の価格については、「首都高に乗るのを2回くらい我慢してくれたら。(JR)山手線なら4周分くらいかな…」と節約して購読して欲しいと呼びかけた。

 展覧会は1月6日まで。
 

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