円楽、最愛の母の死を明かし涙「見事だった。最後すげえオチつけられちゃった」

[ 2019年10月30日 14:11 ]

三遊亭円楽
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 落語家の三遊亭円楽(69)が30日、フジテレビ「ノンストップ!」(月~金曜前9・50)にVTR出演。今年8月に最愛の母・よね子さんを亡くしていたことを明かした。

 去年9月に初期の肺がんを患った円楽は、今年7月には脳腫瘍が見つかり入院するが、8月に復帰を果たした。その復帰公演を終えた2日後に「義理のお姉ちゃんから電話がかかってきて、母親が亡くなったって言うんですよ。これ、テレビで初めて言うけども、8月の22日。97歳、大往生です」と告白した。

 「僕がよくしゃべるのは、陽気でおしゃべりな母ちゃんの血であることは間違いない」と自伝でつづっていたが、よね子さんは常に笑顔で明るい人柄だったという。「いろんな節目に母ちゃんいたけど、こんな劇的なことあるかなって。退院して、高座務めて、復帰公演が無事終わった翌々日に向こうに行っちゃったわけ。見事だった」と語った。そして「70年って自分の人生振り向いて、最後がね、すげえオチをつけられちゃったなって。大好きな母親にね、最後のさげをね、持っていかれるとは思わなかったな」と、笑顔の中に涙をにじませながら話した。

 「俺、初めて言うと、あんま人前で涙流さないけどね。本当に命があって良かった。“母ちゃんありがとう。頑張っているよ”って、そういう気持ちは初めてだった」と言って、母への感謝を述べていた。

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2019年10月30日のニュース