小倉智昭氏 五輪マラソン&競歩の札幌開催案に「小池さんは突っついていい」

[ 2019年10月30日 10:35 ]

小倉智昭氏
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 キャスターの小倉智昭氏(72)が30日、自身がMCを務めるフジテレビ「とくダネ」(月~金曜前8・00)に生出演。東京五輪のマラソンと競歩の札幌開催案について言及した。

 IOC、東京都、大会組織委員会などによるIOC調整委員会は同日から都内で行われる。IOCは札幌開催は決定済みとしているが、都の小池百合子知事は反発。組織委は発着点は市中心部の大通公園とし、コースは8月に行われる北海道マラソンをベースとする方向で、早期に大枠を決めたい考え。

 小倉氏は、日本は誘致する時に五輪憲章を順守するという契約をしており、その五輪憲章で競技会場の選定について“IOC理事会の裁量を広く認めている”というのがあるという報道に触れ、「会場について広く裁量を認めるっていうのは普通、この施設じゃだめだろう、危険だろう、スタンドのお客さんの人数が少ないだろうっていうことであって800キロも離れたところに会場を移すのが、IOC理事会の仕事っていえるのかどうか」と指摘。そして「これは小池さんは結構突っついてもいいと思う。ここまで準備をしてきてIOCの意向で危険だから変えろっていうのはいかがなものかっていう声はどうしても多いんで、何とかならないもんかなあと思います」と話した。

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2019年10月30日のニュース