杉咲花 念願の朝ドラヒロインに「やったー!」 大阪生活での楽しみは「串カツです」

[ 2019年10月30日 19:23 ]

<連続テレビ小説制作・ヒロイン発表会見>NHK連続テレビ小説「おちょやん」のヒロインを務める杉咲花(撮影・西尾 大助)
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 NHKの2020年度後期連続テレビ小説「おちょやん」(月~金曜前8・00)に決まり、女優・杉咲花(22)がヒロインを務めることが30日、同局で発表された。

 放送中の「スカーレット」、来春スタートの「エール」に続く朝ドラ通算103作目。TBS「半沢直樹」「下町ロケット」などで知られる八津弘幸氏(48)が脚本。“大阪のお母さん”と言われる女優・浪花千栄子さんの半生をモデルとして描く。

 杉咲は16年度前期「とと姉ちゃん」で主人公の妹役として出演して以来2度目の朝ドラ。「これだけ長い期間、スタッフの皆さんと共演者の皆さんとご一緒できる作品って(朝ドラ以外)本当にないと思う。その尊さを『とと姉ちゃん』の時に感じた。それと同時に、ヒロインの高畑充希さんに比べるほどではないが、それでもセリフの量も多くて、苦戦することもあったりした。やっぱり大変な作品なんだと感じた。でも、それ以上に、楽しさも感じた。とにかくご一緒させていただける皆さんと楽しい時間を過ごしながら健康に気を付けて最後まで頑張れたら」と意気込みを語った。

 杉咲はこの日の午前中、制作を担当する大阪放送局で会見を行い、夕方、東京・渋谷のNHK放送センターでの会見に出席。「大阪で会見させていただいて、お世話になる方にもご挨拶させていただいてきた。すごく温かく迎え入れていただいているの感じた。あらためて多くの方に愛されて、大事にされている作品なんだなと感じた」と責任の重さも痛感した様子。オファーを受けた瞬間を振り返り、「やったー!」と喜びを爆発させた杉咲。これまで3度の朝ドラオーディションを経験し、念願の抜てき。「本当にうれしいですし、とにかく楽しみで、早く撮影したい」と目を輝かせた。

 クランクインは来年4月を予定。役作りのため、「大阪弁をとにかく今から勉強して頑張ってます」と杉咲。長期にわたり、大阪に滞在しての撮影となるが「こんな長期間で家から離れて生活することもできないので、それ自体がすごく楽しみ。ご飯が凄く好きなので、いろんなおいしいものを食べながらエネルギーを蓄えたい。(好きなのは)串カツです」と笑顔をはじけさせた。 

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