テレ東・佐久間P 相方の不祥事で窮地に立った加藤浩次の“男気”に感動した過去語る

[ 2019年10月29日 22:16 ]

テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(左)と「極楽とんぼ」加藤浩次
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 テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行氏(43)が28日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)にゲスト出演。加藤浩次(50)の行動に感銘を受けた過去を明かした。

 番組では、佐久間氏の「一緒に仕事をしていてスゴいと思った芸人」ベスト3を発表。3位はキングコング、2位は劇団ひとりで、第1位が「極楽とんぼ」加藤浩次だった。

 佐久間氏はディレクターになりたての頃、バラエティー番組「極楽とんぼのこちらササキ研究所(2006年)」を担当。加藤には「めちゃイケ」での演出方法を教えてもらうなど、師匠と弟子のような関係になっていた。

 しかし、3~4カ月ほど経った頃、加藤の相方・山本圭壱(51)が不祥事を起こしてしまう。たまたま「極楽とんぼ」の夏休みの関係で撮影を前倒しでこなしていたため影響は甚大。佐久間氏はその時点で「5本お蔵になった」と語った。

 この5本には一般の人たちが数多く出演しており、加藤はその人たちに申し訳ないと「山本を別の芸人にしてもらってもいいし、俺、全部初見のリアクション取るから、全部撮り直させてくれ」と懇願してきたという。

 2006年は日本テレビの情報番組「スッキリ」が始まった頃。決して時間に余裕があるという訳ではなかった。そんな加藤の姿を見て、佐久間氏は「この人はカッコいいなぁ」と思ったそうだ。結局、企画を変えながら5本を撮り直して放送することに。佐久間氏はその時を振り返り「芸人さんは、何かしら持ってるな、と思いますね」としみじみと語っていた。

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