藤井七段 19年度初戦 森内九段と対戦 序盤は矢倉模様の展開

[ 2019年4月12日 10:41 ]

王将戦1次予選で対局前、入室する森内俊之九段(左)と藤井聡太七段(右)
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 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(16)が12日、東京都渋谷区の将棋会館で第69期大阪王将杯王将戦の1次予選4組準々決勝に臨み、森内俊之九段(48)と対戦。午前10時、森内の先手で対局が始まった。

 まず藤井が9時42分、特別対局室に入室して下座に着席。続いて森内が9時54分に対局室に入った。振り駒で先手番を獲得した森内は対局開始の合図を受け、一呼吸置いてから角道を開けた。藤井はいつも通りお茶に口をつけてから、飛車先の歩を突いた。序盤は矢倉模様の展開に進行。持ち時間は各3時間で、夕方ごろ終局の見込み。

 4月に高校2年に進級した藤井は、この日が19年度で最初の対局になる。藤井は16年10月にプロ入りして以降、各年度の初戦は過去3度いずれも勝利。今年度も好スタートを切り、念願のタイトル初挑戦に弾みをつけられるか注目される。

 森内はタイトル獲得通算12期を誇り、永世名人の資格を持つトップ棋士。王将は1期(第53期)獲得している。森内と藤井は17年9月に一般棋戦のNHK杯2回戦で対戦しており、このときは後手の藤井が危なげない展開で勝利した。注目度の高さから、同棋戦では異例の地上波生放送となった。

 藤井の王将戦予選は3度目。過去2度はいずれも1次予選で敗退している。今期は2月12日の1次予選2回戦から登場し、池永天志四段(25)に苦しい展開を強いられたものの、相手が見せた一瞬のスキを逃さず逆転勝ちを収めた。森内は3月12日の2回戦から登場し、田中寅彦九段(61)との対戦を制した。

 王将戦の1次予選は出場棋士が1~7組に分かれ、各組の勝者が2次予選に進出する。タイトル保持者らが加わる2次予選は18人が6人ずつ3つの組に分かれ、各組の勝者は挑戦者決定リーグ戦に進む。この3人に前期上位4人を加えた7人が総当たりのリーグ戦を実施。最上位者が来年1月に開幕する7番勝負で、現保持者の渡辺明王将(34)に挑戦する。

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