ジャニーズ 山口達也事件の責任「すべて弊社に」TOKIO4人の今後「必要?の命題背負い、茨の道歩む」

[ 2018年5月6日 20:35 ]

ジャニーズ事務所 山口達也と契約解除
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 ジャニーズ事務所は6日、自宅で女子高校生に無理やりキスをするなどしたとして、強制わいせつ容疑で警視庁に書類送検され(のちに起訴猶予処分)、無期限謹慎していたTOKIOの山口達也(46)との契約を解除することをファクスで発表した。アルコールの問題を抱える山口の今後について「山口の籍は残りませんが、どのような形であれ、未来を描けるまでを具体的に支援することが弊社の責任と考えます」とサポートを約束。一方、残るTOKIOの4人については「(今月2日の)会見でも言及した通り『4人のTOKIOが必要とされているのか』という命題を背負い、茨の道を歩むことになります」と今後は前途多難だとした。

 今月2日にTOKIOの4人が行った会見で、リーダーの城島茂(47)が4月30日に5人で会談した際に山口から退職願を受け取ったことを明らかにしていたが、ジャニーズ事務所によると、この日、山口本人から直接、事務所に対して強い辞意表明があった。これを受け、この日、ジャニー喜多川社長と城島が協議し、山口の申し出を受理する判断に至った。

 「今後について」のジャニーズ事務所の説明は以下の通り。

 山口の籍は残りませんが、彼を長年育んできた立場として、彼が健やかな一人の人間としての精神と振る舞いを取り戻し、被害者の方の許しを十分に得た上で、どのような形であれ、未来を描けるまでを具体的に支援することが弊社の責任と考えます。

 また、弊社が、TOKIOを大人のグループとして尊重し、意思決定に強く関与させたことについて、さまざまなご批判もいただきましたが、今回の事件での意思決定と責任はすべて弊社にあることは言うまでもありません。

 彼らは、会見でも言及した通り「4人のTOKIOが必要とされているのか」という命題を背負い、茨の道を歩むことになります。

 弊社も当然、彼らとそれを分かち合い歩んでいきますが、これまでご理解、ご支援を頂いた皆様におかれましては、彼らの今後の活動へも温かいまなざしを注いていただけましたら幸いです。

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2018年5月6日のニュース