元スパイダース加藤充 井上堯之さんしのぶ「ギターへの熱意凄かった」

[ 2018年5月6日 05:30 ]

ライブを行った加藤充(右)と前田富雄
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 1960年代にグループサウンズ「ザ・スパイダース」などで活躍したギタリストの井上堯之(いのうえ・たかゆき)さん(享年77)が2日に死去した。東京都杉並区のライブハウス、Terraで公演した元スパイダースの加藤充(84)は「亡くなる2日前に突然入院したと聞いてます。それまで体調が悪いとか聞いたことがない。昨年11月のライブでも凄い元気だった。気遣いのできるいい男でギターへの熱意が凄くて見習うことが多かった」と振り返った。

 この日のライブで加藤や2代目ドラマーの前田富雄(69)らは、スパイダースのシングル曲で唯一、井上さんがリードボーカルを務めた「ガラスの聖女」を演奏した。1968年のリリース当時を振り返り「まだスパイダースにそんな火がついていない頃で、堯之と二人で手売りした。レコード店を回って棚の一番前に出したりしましたね」と語った。ステージでは「あの時君は若かった」なども披露した。

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2018年5月6日のニュース